【国際女性デー特別企画】女性起業家インタビュー vol.1:MODALAVA!ファッション・技術・サステナビリティへの熱い思いの結晶🔥

今日は、3月8日の国際女性デーですね!
私たちGirls in Tech Japanでは、国際女性デーをきっかけに様々な分野で活躍している女性起業家の方にインタビューを実施し、ブログ記事として紹介していくこととしました。

第一回はエシカルファッションをテーマにビジネスを展開していらっしゃるMODALAVAのCEO桂ジャスミン茉利子さんへのインタビューです✨ぜひご一読ください!

★桂 茉利子さん エシカルファッションスタートアップMODALAVA株式会社ファウンダー

1983年生まれ。2000年~2007年を米国で過ごし、来日後はITコンサルタントとして大企業を中心としたクライアントを担当。在職中に4児の母としてワーキングマザー生活を経験し、2017年にリユースを主体としたエシカルファッション企業MODALVAを設立。

ーーいまどんな事業を展開していらっしゃいますか?

弊社では、リピート率が高いサブスクリプションモデルを用いて二次流通を基軸とした事業を展開しています。例えば、C to C(個人間取引)のフリマサービス、Instagramに投稿されたオシャレな洋服を古着屋さんが買い取るサービス、倉庫の貸出しサービス、新品の在庫の廃棄が日本では年間約13億着ぐらいあるのでそれを減らすために啓蒙を兼ねたリメークコンテストなど開催しています。

また、今年の3月からは、茅場町駅徒歩1分のところにあるビルを借りて「捨てないファッション」をテーマに「捨てないファッション」に賛同してくれるコミュニティを中心にシェアリングも可能なショールーム兼店舗を開き、販売やイベントなどを実施しビジネスを展開していきます。

ーーサステナビリティを考慮した素敵なエシカルファッション事業ですね!どんなIT技術を使って事業をしていらっしゃいますか?

いろんな技術を使っていますが、今後のその中でもコアな取り組みとして行きたいのが、服のタグの繊維にRFIDを組み込んで、弊社を通じて二次流通する服の情報をトラッキングする技術ですね。この技術を使って、服が誰にどう渡ったかの情報を追跡し、洋服ごとのLTV(Life Time Value)を測定する予定でしています。そうすることで持続的に洋服の価値が一回きりの売買ではなく、二次流通、三次流通以降の価値も可視化できるを保ち続けることができるため、消費者だけでなく作り手側の私たちの洋服に対する意識消費行動が変わってくると考えています。

ーーなるほど!それはとても面白い着眼点ですね!そもそもファッションに興味があって起業したのですか?起業に至るまでの経緯を教えてください。

まず、起業に至る経緯ですが、実は、10年ほどITコンサルタントとしてコンサルティングを実施ているSierで勤めていました。そこで働き続けていれば安定した暮らしを手にいれることはできましたが、自分自身の成長を考えると環境を変えないといけないなと思い始めていました。

そんな時、私の幼なじみがファッションビジネスに強く興味を持っていて、何か一緒にできそうだと感じたことと、同時にスキルのあるエンジニアと出逢えたことから、起業することになりました。

次に、なぜファッションビジネスを始めたかですが、当時のファッション業界ではIT化が遅れていたこと、多くの女性たちが結婚や出産などで販売員をはじめとするファッション業界でのキャリアを諦め辞めてしまうことに着目し、それをITで解決できるのではないかと考えました。

当時、ライフスタイルの制約によってファッション業界を辞めた女性たちは、いくらスキルがあっても企業側からは「子持ちの主婦」と言うカテゴリーで判断され、育休明けでも自分の望む仕事をする得るのが大変でした。
しかし、彼女たちは自らSNSでコーディネートを紹介したり、情報を発信することで「いいね!」やフォロワーを獲得していました。このスキルを活用しないのはもったいないと思い、C to Cのビジネスを立ち上げようと決めました。

ーーIT業界で働いていたことと、育児をされている桂さんならではの視点ですね!素敵な取組みだと思います。そんな中で、今の活動の面白さは何ですか?

ビジネスをしながら、日々新しい発見があることですね。私は前職でIT分野の仕事をしていたので、ファッション業界やリユース業界について知見がありませんでした。しかし、今の事業を展開しながらファッション業界やリユース業界の知識をどんどん吸収してビジネスに応用していくことがとても楽しいです!

ーー日々事業をやりながら女性だからこそ苦労されている点はありますか?

投資家との会話の中で、家族の話などになるとかみ合わなくなったりすることは多々ありました。家庭は夫が見ているから大丈夫なんだよね?と念押しされたこともあります。

しかし、総じて言えば、起業してからの方が女性ならではの苦労は減りましたね。会社員時代と比べると現在は誰とお付き合いをしていくか一緒に仕事していく方も選べますし、成果で評価されるので、分かりやすく楽になりました。

会社員時代一番大変だと思ったのは、独身男性、あるいは、家庭を持っているが妻のサポートありきで仕事に専念している男性と同じスタンダードで「平等」に扱われていた点ですね。

例えば、事前の告知なく、夜の時間帯など定時後の打ち合わせにて重要なことが決定されたり進められたりなどはよくありました。元々、サポートメンバー以上のポジションとは見てもらえていなかったのかもしれないですね。

女性の場合はまだ特に、は働きながら、育児や家事をしなければならないです。また、男性より生物学的に体力も比較的にないです。その中で、彼らと同じスタンダードで「平等」に扱うことがかえって不平等だと思います。

ーー最後に、現在の事業を通してどんな未来の実現を目指していますか?

服のLTVを考慮して服を生産し、消費し、そして、結果として経済的利益を生み出す社会にしていくことを目指しています。現在のビジネスは、Social Goodという領域の概念ですが、限りある資源を誰が使っているのかデータ追跡を通して見える化したいと思っています。

日本では年間40億着の服が生産され13億着の服が廃棄されています。日本はこれからもこんなサイクルを回し続けると資源が限界を迎えてしまいます。このサイクルを辞めるための活動を私たちは事業を通して実現するのが目標です。つまり、大量生産を続け、消費活動を支え、経済的な利益を産むのではなく、再利用を通じて、消費活動をし、経済的な利益を産み続ける仕組みを私たちの事業を通して実現していくということです。

それから、現在子育てをしながらCEOとしても楽しく仕事していますので、もっと多くの若い世代の方々に、母として子育てしながら働くことは、とても楽しいことだというメッセージも、自分が働く姿を通して広めていきたいですね。


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