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Girls in Tech Japanでは、この度、STEM分野で活躍する女性たちを紹介するインタビューリレーを開始することにしました!
まず第一弾として、海外で活躍するSTEM学生たちのインタビューをご紹介します!
現在、渡航禁止やビザの発行休止などの状況から、海外留学を躊躇している方も多いのではないかと思います。
予測出来ない中ではありますが、少しでも勉強のモチベーションUPや多様な進路の選択肢に気づいていただけたらと思います。
是非このポストを見つけられた方は、友達やお子さんがいらっしゃる方々へ是非シェアしてくださいね🍀

 

さて、第2回は、アメリカ ミネソタ州のミネソタ大学(博士課程)でComputer Scienceを専攻する大湾りさこさんです!!

Q1:学校と専攻は?
学部は、米国ミネソタ州カールトン大学(Computer Science and Statistics専攻)
博士課程は、ミネソタ大学(Computer Science専攻)

Q2:今の国、学校に決めた理由(なぜ日本でなく海外にしたの?)
中学校と高校は日本だったのですが、もともと米国で育ったため、英語力をキープするためにも大学は米国の学校に進学したいと考えていました。また、米国では色んな人種やバックグランドを持つ人がいるため、そのような環境に身を置きたいと思っていました。

また、専攻を検討している時、企業が提供する数学専攻のための奨学金制度があることを知り、留学アドバイザーに理系に進学したいことを相談したところ、ミネソタ州のカールトン大学は女性のSTEM人材育成にとても熱心だと聞き、興味を持ちました。実際に学校訪問もして、雰囲気などを確かめたところ、みんな優しく、素晴らしい環境だったため、進学を決めました。その上、学校から奨学金も手厚くサポートしてもらえたことも、カールトン大学を選択した大きな理由のひとつです。

学部卒業後は、サンフランシスコでソフトウェアエンジニアとして3年ほど働いていましたが、働いているうちに「あまり自分の成長に結びついてないな」と感じ、もっとチャレンジングで楽しめる仕事がしたい!と言う思いから、博士課程への進学を決めました。
今は、自然言語処理(Natural Language Programming)とAIを研究しているのですが、ミネソタ大に進学したのは、学部時代に住み慣れていたミネソタ州であったことに加えて、女性STEM人材の支援をしている教授がいたことが影響しています。

Q3:受験のとき大変だったこと
学部時代:
受験した大学の中には、「自分とは何者か?」というテーマで論文を書かせる学校があり、高校生の自分にとってはどんなテーマで書いたら良いか分からず、とても難しかったです。また、受験した学校の中には論文や試験(SAT)だけでなく、インタビューを実施するところもありました。インタビューでは、「なぜ自分は合格に値するのか」を説明するのは難しかったです。

大学院:
学部の時よりも簡単だった印象です。学部と異なる点は、大学院の論文では「自分は今までの人生で何をしてきたか?」そして「これからの人生、何をしたいのか?」を書くことがメインだったので、ファクトをベースに書けばよかったので、学部時代の論文よりもスラスラと書くことができました。

Q4:今の学校生活はについて,大変なこと&楽しいこと両方教えて!?
大変なこと:
学部の頃はスケジュールが決められていましたが、大学院では自分で時間の管理をする必要があるので、そこが難しいと感じます。学部時代と比べると「あれをしなさい、これをしなさい」という指示がないため、全て自分でコントロールしなければならないのは、慣れるまで少し大変だなと思います。

楽しいこと:
就職していた頃に比べると、脳をフル活用していると実感でき、とても刺激になっていることが楽しいです!常に新しいことを学べて、周りに向上力が高い人たちがいるのは、本当に嬉しいです。大学院では学ぶことに熱心な人が多いので、そんな彼らと一緒にいると、私も「よし、私も頑張るぞ!」と思えます。

Q5:奨学金などの制度は使っていますか?
はい、学部の時は学校の奨学金制度を利用させていただきました。
また、大学院の博士課程は、学校が学費を全額支援してくれています。(それに加え、毎月給付金*も貰えるので、とてもありがたいです)

*給付金(英 stipend):大学院の奨学金制度のひとつで、米国の大学では博士課程の学生が不自由なく生活できるように、大学側から生徒に対して毎月Stipendが支給されます。学校によって支給額などに違いがあると思うので、ぜひ調べてみてください!

私の印象では、情報工学系の博士課程は学費は無料のところが多いです。
また、シングルぺアレントなどの家庭環境の方でも無理なく進学できるように、米国の大学には様々な奨学金制度がありますよ!

Q6:留学に興味ある学生へメッセージお願いします!
留学できない理由の大きな部分は「お金」だと聞いたことがあります。でも、先ほどお話ししたように、米国の学校では、奨学金の制度がとても充実しています。両親に「うちはお金がないから日本の学校に行って欲しい…」と言われている方もいるかもしれませんが、だからと言って簡単に諦めて欲しくないと思います。
もちろん、奨学金をもらうのは簡単ではありませんが、皆さんが思っている以上に色んな制度があることを知って欲しいです。
また、大学進学まで海外経験がなかった人でも留学をしている人は多いので、海外大学への進学が特別なことだと思わないで欲しいです。米国の大学は入試テストも日本の大学入試に比べると簡単だと思うので、海外大学への出願は多くの人が思っているより簡単だと思いますよ。
そのため、「とりあえず、やってみるか!」くらいの気持ちで、まずは挑戦してみて欲しいです!実は、私も高校の時はそこまで成績は良くなかったのですが…米国の大学入試は成績だけじゃなく、論文やインタビューを通じて、あなたとはどんな人物なのかを評価してくれるので、皆さんぜひトライしてみてくださいね。