ビジネスサービスプロバイダー,ヴェレッド・フェルベルさんインタビュー

Posted: 06.11.2017

Aikoです! 1月末にイスラエルへ行って参りました! イスラエルと日本は,2015 年1 月に「対日経済関係強化のための3 カ年計画」を閣議承認して以降,国交が大変盛んになっており,私が渡航できたのも,イスラエル大使館のYoung Leadership programの取組みでした. さて,イスラエルにて,女性ライターとして活躍されているコハヴさんの寄稿第二弾は,私もYoung Leadership programでお会いした,Veredさんです!    /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// こんにちは!イスラエルのコハヴです。今回は、2000年にThe Asian Institute社を創設、現在CEOとして、日本とイスラエル間のビジネスを取り持っているヴェレッド・フェルベルさんから、今やイスラエルの輸出の主要部分を占めるようになったハイテク産業の実情についてお伺いしました。   ――まずThe Asian Institute社の事業内容を教えてください。 日本とイスラエルが文化やビジネスの仕方の違いを超えて、スムーズに取引できるよう、両国間のビジネスコンサルティング事業をしています。相手国のビジネスパートナーを探したり、アジアで交渉する方法をコーチングするといったような、ビジネスマンのトレーニングもします。その他にも日本語を含むアジアの言語の翻訳サービスや、日本語・韓国語・中国語の語学講座も開いています。   ――これまで数多くの企業間の架け橋役をしてこられましたが、今はどんな分野が多いですか。 最近は9割以上がハイテクですね。イスラエルは革新的な技術を次々と生み出していますから、日本企業が必要な技術を探しに来たり、日本市場への進出を目指すイスラエル企業に、日本のパートナーを探すお手伝いしたりしています。   前在イスラエル日本大使と   ――ヴェレッドさんは、どのような経過で起業に至ったのですか。 日本との出会いは、偶然でした。友人と行先を決めないアジア旅行へ出た時に、日本にも立ち寄ったんです。他のアジア諸国とは全然違っていて、文化も食事も、人々の尊厳もすっかり気に入りました。2度目の来日では国際協力機構広尾センター(当時)で日本語を学び、結局7年間滞在しました。イスラエルへ戻ってから、日本との関係を続けられる仕事をしたいと考えて、起業しました。   ――イスラエルのIT技術は引く手あまたですが、具体的にどのような分野に需要がありますか。 イスラエルの技術で世界の最先端と言われているものには、サイバーセキュリティ技術、AI、医療や農業のバイオテクノロジー、人間の頭脳の研究などがあります。癌の新しい治療法の開発もありますよ。   ――イスラエルのハイテク界の女性は、いかがでしょう。 女性にも兵役がありますから、だいたい20歳くらいからIT技術を学び始めてキャリアを積んでいきます。起業は、27~28歳くらいでする女性が多いようです。女性ハイテク労働者のミートアップも行われていて、今ネットワーク作りがとても盛んです。   ――起業を考えている女性に、何かアドバイスがあったら教えてください。 そうですね、失敗を恐れないことです。失敗や成功の実体験からだけ、物事は学べるものですから。それからキャリアのために結婚・出産などを先延ばしにしたり、諦めないでほしいと思います。女性起業家は周囲の助けなしには無理ですから、助けを得ればいいのです。   ――ヴェレッドさんは、マラソンランナーとしても知られています。 ここ8年ぐらい、ハーフマラソン(21.5キロ)を走っています。いつもは音楽をかけて海岸を走るんですが、いいアイデアも浮かんできますし、走るために体も整えなければならないので、食生活も健康になります。走ることは私のセラピーなんです。   マラソン競技会にて、右から2人め   インタビューを終えて  昨今中国のイスラエルへの投資が積極的になっていることについて、ヴェレッドさんは、それでもイスラエルが求めているのは日本なのだと言います。日本とイスラエルの間には何か特別な絆があると、彼女は信じてやまないようです。 ///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////